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ふるえ

ふるえの出現する状況に応じて大きく二つに分けられます。じっとしている静止時に出現するふるえと、何かの姿勢時に出現するふるえがあります。静止時に出現する代表的な疾患がパーキンソン病やパーキンソン症候群です。姿勢時のふるえは、水などの入ったコップで飲む時や、テレビを観ているときなどに出現することが多く、その場合は、本態性振戦である場合が少なくありません。

本態性振戦は、ふるえ以外の症状はなく通常は治療いたしません。家族歴を認めることもあります。本態性振戦でも症状がひどい場合は治療の適応になります。 また、他の内科的疾患でふるえが出現することもあります。特に甲状腺機能亢進症では、振幅の狭い、頻度の高いふるえが出現します。この他に、企図時や動作時に出現するふるえもあり、この場合は、小脳系の疾患や慢性アルコール中毒などでも動作時に出現することがあります。

自律神経の異常でもふるえをきたすことがあります。その際は漢方治療や自律神経を調整する薬でふるえの原因となっている自律神経の不調を改善して緩和につとめます。

ぜひ一度ご相談ください。お電話は03-3856-0130(おひさま)、Mapはこちらになります。

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