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各種検査について

検査機器

レントゲン 検出器コニカミノルタの AeroDR を導入いたしました。

蛍光体には検出量子効率に優れたヨウ化セシウムを採用しています。これにより、CR(従来のレントゲン)に比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得られ、患者への被ばくリスクを低減することができます。低被ばく、低侵襲な検査に努めます。

レントゲンの曝射装置も島津X’sy Pro(エクシープロ)を導入してDR検出器とともに低被ばくにする工夫とひんやり感の少ないソフトタッチ天板で寝台に横たわる際にゴツゴツせず、またひんやりしにくいような工夫をしております。

 

骨粗鬆症検査(骨塩定量)

コニカミノルタの AeroDRを用いて骨粗鬆症検査を行うことができます。骨粗鬆症の程度を知ることで骨を強くしたり、骨の質を改善することで骨折を防ぐ治療を予防的にすることができます。

 

超音波検査 コニカミノルタ SONIMAGE MX1α

被ばくもなく無侵襲で検査が可能です。小型機ながら、良好な画像で診断できます。バッテリー駆動で在宅診療にも持っていくことができます。

  • お腹(肝臓、胆道系、膵臓、腎臓、脾臓)や下腹(膀胱、前立腺)
  • 表在 甲状腺や頸動脈、乳腺、リンパ節、皮下腫瘤、骨・関節(リウマチや骨折・挫傷など)
  • 心臓

の超音波が可能です。

 

心電図検査 フクダVS-2000

感度が高い心電図で、電子カルテと連動したビューワーであるFEV-80Rと連携することで簡単に過去の心電図と比較が可能なため異常を発見しやすい運用ができます。

 

ABI、CAVI 検査(全身の動脈硬化の程度を診る検査) フクダVS-2000

腕と足の血圧を同時に測定いたします。間欠性跛行(歩行などの運動で下肢の疼痛・しびれ・冷えを感じ、休息すると症状が軽減して再び運動が可能となること)の原因となる末梢動脈疾患(PAD)、閉塞性動脈硬化症(ASO)の診断や鎖骨下動脈盗血症候群、大動脈解離の疑い時に役に立ちます。危険がとても高いと考える場合は、頭や頸、心臓の周りの大切な血管を、CT や MRI 、血管造影などで他の医療機関で良く調べてもらうようにいたします。

 

24時間心電図検査(ホルター心電図) FM-1300

心臓は一日で約10万回脈を打っていますが、ホルター心電図では24時間全ての脈を記録し、異常を詳しく調べることができます。心疾患や意識が飛ぶ原因の正確な診断のために有効な検査です。ホルター心電図では1日を通して異常がないかをモニターすることができます。不整脈や狭心症・虚血性心疾患などの診断に行われる検査になります。ホルター心電図を測る心電計は携帯式で、クリニックで取り付けて自宅に帰り、付けたまま日常生活を過ごしていただきます。その間の心臓の動きの情報は絶え間なく記録されます。当院のホルター心電図検査は小型で防水仕様のため、長時間の入浴などを避けていただければ、普通に入浴も可能です。検査中は心電計の使用とともに、患者さん自身に1日の生活記録つけることと、動悸や不整脈など何かの自覚症状があったときには心電計のボタンを押すことをお願いしています。それらの結果を合わせ、自覚症状や生活状態と心臓の変化の関連性を調べます。

心電計での記録は専門のセンターでコンピュータ解析され、24時間の心拍数の変化や、心臓のリズムの乱れなどを知ることができます。循環器内科専門医に解読を依頼し、その結果を踏まえて当院の担当医より結果の説明をさせていただきます。

ホルター心電図からわかる病気

動悸や胸痛、脈が飛ぶ、意識がぱっと飛ぶといった症状がある場合、まずは心電図を測定します。しかしながら測定したタイミングで異常がなければ、心臓に異常がないと断定できません。その際にホルター心電図を行っていきます。

  • さまざまな不整脈
  • 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
  • 意識が飛ぶ原因が心臓の可能性が高いか?

などがわかります。病気が疑われた場合は、心エコーなど詳しく検査を進めていく必要があります。当院ではホルター心電図で専門的な治療が必要な病気が疑われた場合は提携している医療機関に紹介させていただきます。

ホルター心電図の流れ
  1. 医師の診察をうけていただき、ホルター心電図を行う必要があるか判断します。
  2. 医師が必要と判断した場合は、検査にすすみます。患者さんに測定機器を貸出しての検査となり、翌日も来院いただく必要があります。すぐに検査が実施できない場合は、順番待ちとさせていただき、順番が来たら連絡させていただきます。
  3. ホルター心電図の取り付けは、病院でスタッフが行います。電極を付ける胸や脇腹をアルコールで拭いて、微弱電流を読み取りやすくするためのジェルで皮膚を拭いた後、ケーブルをつないだ電極を貼りつけ、上から皮膚用粘着テープでしっかりと固定します。
  4. 記録用の小型装置は、安定した場所に携帯用のケースに入れて取り付けます。ズボンのバンドで腰に固定するか、専用ベルトを使ってポシェットのように下げます。
  5. スイッチをONにすると記録が開始されます。そのまま自宅へ帰り、普段通りの日常生活を過ごしていただきます。
  6. 心電計の取り付け時に生活状態記入用のシートをお渡ししますので、それに沿って行動(食事、服薬、入眠、起床、排尿、排便、労作、喫煙など)を記入していただきます。自覚症状(動悸・息切れ・不整脈・胸の痛みなど)があったときは、心電計の記録用スイッチ(EVENTと書かれたスイッチ)を押すようにします。
  7. 24時間経過後(翌日)、クリニックにお越しください。そこで心電計を取り外して終了となります。
  8. 解析は循環器専門医が行いますので、普通の心電図のようにその場ですぐに結果を知ることはできません。検査結果が分かるまでは少し期間が必要です。
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