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疲れやすい

まずはホルモンの異常で生じることがあります。甲状腺機能低下症や副腎不全のような病態が疑われる場合は採血検査および超音波検査を行います。ほか、更年期障害のような女性ホルモンの低下や男性の更年期障害といわれる LOH 症候群(テストステロンの低下)でも疲れやすさとして出ることがあり更年期症状に効果的な漢方薬を処方いたします。

感染後疲労といって風邪や場合によってワクチン後でも疲れやすい病態になることがあります。その際は東洋医学的には気虚≒パワー不足の病態として対処すると症状が緩和されることがあります。

うつ病が疑われる場合は、内科で診ることができる範囲については治療を行いますが場合によって精神科・メンタルクリニックへの紹介や併診(いっしょに診る)させていただくこともあります。

慢性疲労症候群については診断が難しくクリニックレベルでの診療は難しいですが、気虚(後天のパワー不足)や腎虚(先天のパワー不足)、ほか東洋医学的な根本体質を行うことがあります。ただし、寛解や改善の率は高いとはいえないため専門施設や精神科との併診のみ対応いたします。

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